南洲翁遺訓
戊辰戦争終結後、南洲翁に多くの学びを受けるために荘内藩主をはじめ、多くの藩士達が鹿児島を訪れました。
臥牛翁は、明治8年鹿児島市の武屋敷を訪れ、お互いの親睦を深め、【徳の交わり】を誓い合っています。
両翁の遺徳を偲び、不易の教訓である『敬天愛人』の精神を永く後世に伝えるために
平成13年南洲神社境内に対話坐像を建立しました。

 

 南洲翁遺訓

 戊辰戦争で帰順降伏した荘内藩は、南洲翁に公明正大な極めて寛大な処置を賜りました。明治3年〜8年にかけ、荘内藩主・酒井忠篤(ただずみ)公を先頭に訪鹿し、南洲翁の学びを得ました。学んだ全てを書き残し、明治23年【南洲翁遺訓】として刊行しました。旧荘内藩士たちは、この【南洲翁遺訓】を風呂敷に背負って、全国を行脚しながら配布しております。
 【南洲翁遺訓】は、南洲翁の真精神を伝える教訓になっています。文庫本は、南洲会館来館者に無償配布しています。
 また、より理解を深めるための書籍『南洲翁遺訓に学ぶ』があります。
 この『南洲翁遺訓に学ぶ』を教材として、「人間学講座」を開催し、素読、講究しています。
 ※この書籍は、本会と致道博物館、鹿児島西郷南洲顕彰会で有償配布しております。